【2023年最新版】WordPress初心者におすすめの人気テーマ10選!有料と無料の違いも徹底解説!

現在(2023年5月4日現在)、WordPressには10,723以上のテーマが登録されており、それぞれ異なる特徴や機能を備えています。

WordPressのテーマには、無料と有料のものもありますので初心者の方は迷ってしまいますよね。

この記事では、有料テーマと無料テーマの違いや人気のおすすめテーマについて紹介します。

また、SEOに強いテーマも考慮して比較しているため、テーマ選びの指針として役立てていただけるのでぜひ最後までご覧ください。

初心者がWordPressテーマを選ぶときのポイント

まず、WordPressテーマを選ぶ際には、選び方を理解しておくことが重要です。選び方を理解することで、豊富なテーマの中から自社のイメージに合ったものを効率的に探すことができます。

WordPressテーマを選ぶ際のポイントは、以下の4つです。

デザイン

WordPressテーマを選ぶ際には、まず自社のイメージに合ったデザインのテーマを選ぶことが重要です。

自社のイメージに近いデザインのテーマを選ぶと、ホームページを簡単に理想的なものに仕上げることができます。特に初心者の場合は、高度なカスタマイズは難しいため、テーマのデフォルトのデザインをベースにして作業することが基本です。

テーマを選ぶ前に、自分が作りたいホームページのイメージや雰囲気を明確にしておくことが大切です。イメージがはっきりしていれば、テーマを探す時に絞り込みやすくなります。

また、テーマ配布元のホームページには、デモサイトや利用事例が掲載されている場合が多くあります。これらをチェックすることで、実際のサイトの雰囲気や使用感を確認することができますよ。

サポート

WordPressテーマ選びの際には、初心者の方はサポートが手厚いテーマを選ぶことが重要です。サポートがあると、分からないことがあっても問題を解決できる可能性が高くなります。

WordPressにはフォーラム(掲示板)があり、質問することができますが、回答が得られる保証はありません。有料のテーマを選べば、販売元からのサポートを受けることができます。テーマの問題は販売元でしか原因が分からないこともあるため、販売元から回答をもらえばスピーディーに問題を解決できます。

ただし、サポート内容はテーマによって異なります。有料のテーマであっても、電話対応をしていない場合があります。代わりにメールやフォーラムによるサポートが提供されることが多いですよ。

SEO対策

WordPressは、SEOに配慮した設計がされています。そのため、SEO対策に強いWordPressテーマを選ぶことで、上位表示される可能性が高くなります。

ただし、SEO対策に強いテーマを選んだからといって、必ずしも上位表示されるとは限りません。テーマの設計がGoogleの「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」に沿った内容であるかどうかは重要ですが、それ以上にコンテンツの品質が重要です。

自分のブログのコンテンツが優れているかどうかが、SEO対策においても重要な要素です。テーマ選びの際には、コンテンツ制作にも力を入れ、両面からアプローチすることが大切です。

スマホ対応(レスポンシブデザイン)

WordPressテーマを選ぶ際には、スマホでも見やすく、使いやすいレスポンシブデザインを採用したテーマを選びましょう。

スマホ対応していないテーマでは、パソコンのデザインが表示されるため、文字が小さかったり、タップしづらかったりすることがあります。そのため、ユーザーがサイトから離脱してしまう原因になることもあります。

レスポンシブデザインを採用したテーマであれば、ユーザーのデバイスに応じてブログの表示サイズを自動で変えることができます。そのため、パソコン・スマホ・タブレットなど、ありとあらゆるデバイスに最適化したページを表示できます。また、作るサイトが一つで済むため、管理が楽になりますよ。

無料テーマと有料テーマの違い

WordPressには、無料のテーマと有料のテーマが存在しています。両者にはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶかは状況に応じて異なります。ここでは、無料と有料のテーマの違いについて比較していきます。

有料テーマのメリット・デメリット

まずは、有料テーマのメリット・デメリットをご紹介していきます。

有料テーマのメリット

有料のWordPressテーマには、以下のようなメリットがあります。

まず、プロが制作したテーマなので、SEO対策が十分に施されています。無料テーマでも対策はされていますが、有料テーマは比較的上位表示されやすい傾向があります。また、アルゴリズムの変化に応じて、定期的にSEO対策もアップデートされるため、安心感がありますよ。

さらに、有料テーマは多機能で、利用者の望む機能を搭載していることが多く、ユーザー自身でも簡単にカスタマイズすることができます。また、テーマ制作者がサポート体制を整備しているため、困ったときでも簡単に解決できます。

コストパフォーマンスにも優れており、数万円程度の投資で高い効果を発揮することができます。収益化を目指すサイトの場合は、数万円がすぐに相殺されることもありますよ。また、自分自身で同レベルまで作るためにかかる時間や、業者にサイト製作を発注する場合のコストと比較しても、有料テーマを購入することが最も効率的な選択肢となります。

有料テーマのデメリット

有料テーマには、多くのメリットがありますが、その一方でデメリットも存在します。

まず、有料テーマを利用するためにはお金が必要です。高品質でSEO対策が充実しているため、数万円といった価格帯になってしまうことが多く、初期費用がかさむことになります。また、お金をかけてしまった分、他のテーマに変更することが難しくなってしまう場合もありますよ。

さらに、人気のある有料テーマを利用する場合、他のサイトと似たようなデザインになってしまう可能性があります。カスタマイズによって差別化を図ることはできますが、根本的な部分は似通ってしまうことがありますよ。

無料テーマのメリット・デメリット

続けて、無料テーマのメリット・デメリットをご紹介していきます。

無料テーマのメリット

最大かつ唯一の利点は、完全無料でテーマを利用できることです。必要な機能は十分に提供されており、短期間の使用に適しています。

無料であることが利用の使いにくさにつながるわけではありません。そのため、自分自身で使うことを目的にしている場合は、何の心配もいりませんよ。

無料テーマのデメリット

搭載されている機能が最低限に留まっているため、WordPressでやりたいことが限られることが欠点です。機能を拡張することも可能ですが、その場合はカスタマイズの知識が必要であり、さらにサイトの動作が遅くなることもあります。

SEO対策に関しては、無料テーマでもある程度の対策はされていることがありますが、上位表示には至りません。自分でSEO対策を行う必要があるため、機能が限られていると思った通りに作業ができず、労力に見合った結果を得られない場合があることも欠点です。有料テーマを使えば良かったと後悔することもあるでしょう。

初心者向け!WordPress人気おすすめテーマ10選

cocoon(コクーン)

出典:cocoon

cocoon(コクーン)は、Simplicityという無料テーマの後継として開発されたWordPressテーマで、無料テーマの中でも最もSEO対策に優れていると言っても過言ではありません。過去のノウハウを活かして洗練されたテーマで、有料テーマに引けを取らない機能性と使いやすさを備えています。

初期費用を抑えたい人には特におすすめで、ページ表示速度も意識して作られているため、ストレスなくサイトを構築することができます。無料で提供されているテーマとしては、驚くほど高品質なテーマですよ。

Lightning

出典:Lightning

Lightningは、ウェブ制作会社のベクトルが開発したWordPressの無料テーマで、専門的な知識がなくても、集客に役立つブログやサイトが簡単に作成できます。

個人利用や商用利用が許可されており、個人ブログから企業サイト、飲食店サイト、医療機関サイトなど、様々な用途に利用されています。

「Lightning G3 Pro Pack」という高機能な拡張プロパックも用意されていますが、初心者にも扱いやすく、WordPressの入門書として紹介されているほど簡単に使いこなせる無料テーマです。

無料で試してみて、カスタマイズやマネタイズに挑戦したいと思えば、有料プランに切り替えることもできます。初めてWordPressを使う人にもおすすめのテーマです。

Xeory

出典:Xeory

Xeoryは、バズ部が培ったコンテンツマーケティングのノウハウをもとに開発された、WordPressテーマです。このテーマは、企業のコーポレートサイトとして活用することを目的としています。公式サイトとして利用するための機能が充実しており、使いやすさにこだわって設計されています。

Xeoryテーマには、企業向けの「Xeory Extension」と、ブログ向けの「Xeory Base」の2種類があります。記事の作成も非常に簡単で、コンテンツの充実も容易に行えます。

現在でも利用価値の高いテーマですが、カスタマイズが難しいデメリットや更新頻度の低さが欠点として挙げられます。他のテーマと比較すると見劣りするかもしれません。

SWELL(スウェル)

出典:SWELL

SWELLは、SEO対策に優れたWordPressテーマであり、特に編集のしやすさが高く評価されています。HTMLやCSSの知識がなくても直感的な操作でコンテンツを製作できるため、メンテナンス性は抜群に良いと言えます。

他のテーマに比べやや高価ですが、その分機能性と満足度が高く、頻繁に更新されることが期待できるため、更新頻度を重視する人には特におすすめです。

AFFINGER6

出典:AFFINGER6

AFFINGER6はアフィリエイトサイトやブログに特化したWordPressテーマで、収益化を目指すためのSEO対策はもちろん、分析機能が充実しているのが最大の特徴です。また、豊富なデザインから自分好みにカスタマイズしやすい点も魅力的です。

初めは機能が多すぎて戸惑うかもしれませんが、慣れてくると他のテーマでは物足りなく感じてしまうほどの高機能性と使いやすさがあります。そして、常に最新の対応や更新をしてくれるため、多くのアフィリエイターやブロガーから長年愛され続けています。

現在は「AFFINGER6」という名称ですが、今後もAFFINGER7やAFFINGER8と進化し続けることでしょう。WordPressで本気でマネタイズを考えている方にとっては、AFFINGER6は絶対に手放せないテーマです。

SANGO(サンゴ)

出典:SANGO

SANGOは、月間200万PVを誇る「サルワカ」の運営者が開発したWordPressテーマです。

このテーマは、SEO対策とサイトの高速化に特化しており、その効果によって多くのユーザーから支持されています。また、シンプルで洗練されたフラットデザインは、ブログやサイトの印象を大幅に改善してくれます。リリースから5年経過しているにもかかわらず、今でも多くのユーザーによって使われ続けている人気のあるテーマです。

SANGOは、SEO対策に必要な内部構造をカバーしながら、リッチなデザインを実現できる柔軟性を備えています。そのため、クリック率の向上を見込めるというメリットもあります。

JIN:R(ジンアール)

出典:JIN:R

JIN:Rは、元アフィリエイターのひつじさんが2022年11月3日にリリースしたWordPressテーマです。

JINのデザイン性や使いやすさを受け継ぎつつ、新しいWordPressエディターであるGutenbergに完全に対応しているのが特徴です。誰でも直感的に美しいサイトを作成できるコンセプトはそのままに、JINを使用していたユーザーにとっても、違和感なくJIN:Rを使うことができます。

ブロックエディターに完全対応し、デザインや収益化機能が充実しているため、ブログやアフィリエイトサイトで収益を得たいと考える人には適したテーマです。

価格は19,800円と他のテーマよりも高めですが、初心者でもプロのようなサイトデザインを簡単に作成できることを考えると、その価値はあるかもしれません。

DIVER(ダイバー)

出典:DIVER

DIVERは、初心者でも簡単に利用できる高品質で高機能なハイスペックワードプレステーマです。豊富な機能が搭載されており、LP(ランディングページ)作成機能やCTA機能をテンプレートとして利用できます。広告設置機能も充実しているため、メディアやアフィリエイトサイトの運営者には特におすすめです。

THE SONIC(ソニック)

出典:THE SONIC

THE SONICは、WordPressテーマとしては珍しいサブスクリプション形式の料金体系を採用しています。

これまでのWordPressテーマは、高額な買い取り形式が主流であり、使いこなせなかった場合や業務内容に合わなかった場合に失敗することがあったのですが、THE SONICは毎月一定額を支払うことで利用が可能です。また、契約の縛りもなく、不要になった場合はいつでも解約が可能です。

THE SONICは名前にふさわしく、高速な動作を実現しています。ブロックエディターに完全対応しており、機能性も高いため、多くのユーザーに支持されています。

SnowMonkey(スノーモンキー)

出典:SnowMonkey

SnowMonkeyは、WordPressでウェブサイトを作成したい個人や企業から高い評価を受けている高品質なテーマです。初心者でも簡単に利用でき、開発者には高度なカスタマイズが可能です。

サブスクリプション契約で年額16,500円の料金体系を採用しており、契約すれば複数サイトで利用可能です。また、サポートも受けられるため、安心して利用できます。

一方、一部のテーマでは1サイトのみ利用可能な場合もあるため、複数のサイトで使用できるという点は大きな魅力と言えます。

おすすめWordPressテーマのまとめ

WordPressの無料テーマと有料テーマにはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは迷うところです。

サイトの収益化を目的とする場合は、有料テーマが最適です。しかし、趣味の範囲内であればアクセス数を気にしないので、無料テーマでも十分です。

自分がどのようなサイトを作りたいのか、目的を明確にすることが重要で、それに基づいて有料・無料を選択すると、どちらを利用すべきかが見えてくるでしょう。

また、有料・無料を決めた後、どのテーマを選ぶかは重要な作業です。目的を明確にしておくことで、テーマの取捨選択がしやすくなりますよ。